溝口七生が終の住処とした鋸南町の菱川師宣記念館にて、今年5月に寄贈した大作13点、および過去に鋸南町や町立の小学校等に寄贈した3点が、年明け1月24日まで展示されています。
記念館に足を踏み入れると、まずは正面に、通常は町長室や道の駅保田小学校などに飾られている海の作品が三点、目にはいります。しばし観賞し、案内表示に従い第三展示室へ。入り口に掲示されたあいさつ文には、学芸員の方の作家への想いが感じられ、胸をうちます。その横のガラスケースには、本人が使用していた絵具箱や筆、パレットなども飾られており、まるでりっぱな作家のようです!そして、展示室いっぱいに展示された大作の数々は、なかなかの迫力。部屋の真ん中にスツールが用意されていますので、座ってゆっくり、「溝口七生」の世界にひたることができます。
また、会場では、溝口七生作品集、2021年カレンダー、絵はがきなども販売しております。
多くのみなさまのお越しをお待ちしております。
「溝口七生展」
2021年1月24日(日)まで
休館日:月曜(祝日の場合は翌火曜日)、12月28日〜1月3日
※1月4日(月)は開館します。
開館時間:9:00 – 17:00
鋸南町立菱川師宣記念館
千葉県安房郡鋸南町吉浜516 tel. 0470(55)4061
入館料:一般・大学生500円(400円)、小・中・高校生400円(300円) ()内は団体20名以上料金