震災・原発事故救援・支援活動

 東日本大震災・福島原発事故で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
 その方々・地域の復興を心よりお祈りし、支援をしていきたいと思っております。
 個人的な知人の被災者に対する支援にも取り組んでいますが、美術家として出来る様々な活動も始めています。

 (南房総市)岩井郵便局の「義援金募集キャンペーン」に協力して局内の一角で、『小品展』(SM4点、0号1点を展示)を開催中です(5月31日・火曜日まで)。
 また、「安房・平和のための美術・チャリティー展」「平和を願う千葉県美術家の会主催のチャリティー展」「館山美術会主催のチャリティー展」などが開催される予定で、これらに協力・出品の準備を進めています。
 さらに、館山市の英会話クラブ「サビーネ」を通して以前から交流のある、アメリカ・カリフォルニア州のモントレー地域で行われる「ヘルプ・ジャパン」の企画(サンディ・ライドン教授が中心)に、私の油彩作品9点をチャリティーグッズとして提供しています。

明けましておめでとうございます

 1月2日に『描き初め』をしました。昨年11月から取り組んでいた100号の『眼下の海』の仕上げの筆を入れ、サインを入れて完成させました。また、昨年秋の鋸南町絵画同好会の写生会で取材したスケッチや写真をもとに、何点かの小品制作にも取り組んでいます。2日には、そのうちに1点の追求をしました。
 今年は、今のところ個展の予定はないので、例年出品を続けている千葉県美術会、平和を願う千葉県美術家の会、安房平和のための美術展、館山美術会、鋸南町絵画同好会、鋸南美術会、三美会などの団体やグループの展覧会への出品のための制作を中心に活動して行くつもりです。
 1月8日には、鋸南町絵画同好会の総会・新年会に出席する予定で、今年の(自分の制作以外の)美術関係活動が始まります。

新年の抱負と近況報告まで。       1月3日・記

ある出会い

 個展開催中に、いろいろな方との出会いがありました。
 その中の、初対面の方が「自分のブログに溝口さんの記事を載せたい」と言っていました。後日、「鋸南日重録(きょなんひがさねろく)」というブログに私の絵に関する記事が掲載されているのを知りました。私に関する記事だけでなく、鋸南町に関するいろいろな記事が出ていて面白かったです。鋸南町に興味のある方は覗いてみて下さい。

鋸南町文化祭・美術展

 10月30日・31日の2日間、鋸南町中央公民館で文化祭が行われました。その中の美術展には、23名・45点の作品が出品され、好評でした。私は「タカラ貝」(特寸・5号相当)「浮遊」(8号M)の2点を出品しました。

貝を描いてます(2)

 伊藤若冲の「貝甲図」の模作がやっとまとまってきました。50号Mのキャンバスにジェッソ塗りをしたのが、3月4日、それから約3ヶ月半でした。
 約300個の貝を描きました。地の色も3~4回塗り直し、色調を整えました。若沖には遠く及ばないのですが、私なりの貝甲図にはなってきたと思います。
 その間、平和を願う千葉県美術家の会、館山美術会、鋸南町絵画同好会、光陽会南房総支部、同人雑誌「忍冬」、等々に関する文書作成や編集作業、上記の会のほか、県美術会、安房平和のための美術展、開成三美会、開成同期会、開成士風会、船橋開成会、等々の会議や集会への出席、館山美術会春季展や三美会展への出品や会場当番、3回の旅行、等々で忙しい日々でした。
 5月下旬から、千葉市美術館で『伊藤若冲アナザーワールド展』が開催されていましたが、なかなか行く機会がなく、やっと最終日前日の6月26日に観てきました。やはり、すごかったです。写実を超えた、独創的な作品群に圧倒されました。今回の展示は、水墨の作品を中心にしたもので、「貝甲図」を含む『動植彩絵』の展示はありませんでしたが、初期から晩年までの「若沖の世界」をじっくり味わってきました。
 これからは、秋の千葉県展への出品作と鋸南町での個展『豊かな町づくりを支援する・溝口七生油絵・チャリティ展』(10月9日~31日。於:新平・勝山ショッピングセンター・2階特設会場)のための作品準備に取り組み続ける予定です。

カイをかいてます

 貝との出会いは50年前、新卒教員として岩井海岸の養護学園に赴任し、子どもたちと海岸で貝拾いに熱中したことでした。いつの間にか、かなりのコレクションとなり、拾うだけでは種類を増やすことが難しくなり、買い集めることも多くなりました。
 どの貝もそれぞれ魅力的ですが、中でもタカラガイの仲間に心惹かれます。「日本三名宝」と言われるオトメダカラ、ニッポンダカラ、テラマチダカラのうち、オトメとニッポンは数年前にやっと手に入れたのですが、テラマチダカラはまだ稀少品で高価で高嶺の花です。
 絵のモチーフとしての魅力も感じ、数十年前から折に触れて描いてきましたが、単に貝殻の美しさ、魅力を写生するというだけの絵が多く、本気で貝と取り組むような追求はしてきませんでした。
 伊藤若冲の作品の中の「貝甲図」という絵を「みずゑ」誌で観てショックを受けたのは39年前でした。それ以来、いつかは自分も自分なりの「貝甲図」を描いてみたいものだという気持ちを持ち続けていました。でも、自分なりの「貝甲図」とはどんなものになるのか、イメージは湧かず、ぼんやりとした気持ちだけが続いていました。
 近年、貝のモチーフと本気で取り組んでみようかな、とも思うように
なってきました。一つの貝を色々な方向からスケッチしてみたり、デザイン画風、イメージ画風、心象画風にまとめてみようと試みたりという表現方法からの模索と、貝殻というものの中に秘められた様々な要素、宇宙の中の一つの生命体としての存在、人類との関わり(美術・文学・食物・装飾品、貨幣、等々)、海との関わり、そして自分との関わりなどをいろいろな面から捉え直してみようとする模索とを続けています。
その模索から生まれたの一つの形として、昨年の第21回平和を願う美術展に「海の記憶」「砂の記憶」の2点(ともに50
号)を出品し、好評でした。
 そして、今、自分なりの「貝甲図」への試作の一つとして、若冲の「貝甲図」を油絵で模倣したM50号を制作中です。模写でもなく、自分の創作でもなく、洋画とも日本画ともつかない、改作に近い、中途半端な取り組みですが、若沖の奇抜さ、斬新さ、構成・構想力、写実力、想像力、創造力などの凄さを感じながら、私のコレクションを取り入れながら、描いています。

<無言館>と<信濃デッサン館>

 

溝口七生のBlog

<無言館>と<信濃デッサン館>  
 3月8日に<無言館>(戦没画学生異例美術館)と<信濃デッサン館>に3回目の訪問をし、新たな感銘を受けました。その際、近くの前山寺参道で取材した欅の老木と数体の地蔵に心惹かれ「巨樹と地蔵」(P8号)という作品にしました、樹も地蔵も庶民の素朴な信仰の対象として様々な祈りを長年受けとめ続けてきたのだろうと思います。私も世界平和の実現を祈ってきました。
 4月19日~25日に行われた「第41回館山美術会・春季展」には、「岩と波」20号と「岩と灯台」15号の2点を出品して、好評でした。
 現在は、今後予定されている展覧会への出品作を制作中です。
 また、「平和のための美術展」の事務局長、実行委員や「安房・平和のための美術展」の実行委員としての活動にも取組中です。